ServAirの在庫管理機能は
アフターサービス業務に最適化されています
在庫管理
ServAirの在庫管理モジュールは、アフターサービス業務での利用を想定し、修理作業で必要なサービスパーツや消耗品の在庫管理に最適化されています。サービス拠点やサービスカーごとの在庫管理が可能で、サービス拠点に在庫が無い場合には、センター倉庫に出庫要求をかけることもできます。
部品の手配や戻入に対応した在庫管理
フィールドサービスでは、再訪問による工数ロスを避けるために、想定外事象への対応の備えとして予備部品を持参し実際には使用せず持ち帰るということが多くあります。ServAirでは、このようなケースへの対応として、手持ち在庫は“仮出庫”として拠点倉庫から出庫し、作業後に未使用パーツを拠点倉庫に戻す対応(「戻入処理」と呼ぶ)にも標準対応しています。通常のERPにはこのような機能はなく、アフターサービス業務パッケージならではの在庫管理機能となります。
アフターサービスに最適化された在庫機能
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棚卸・締め処理
各倉庫で実施される実棚卸機能になります。全社で一斉に行う、「一斉棚卸」や拠点ごとに計画して行う「循環棚卸」の両方に対応されており、各拠点の業務都合に合わせた対応が可能です。また、実棚数量はExcelにより一括取込機能があり、入力の手間がかかりません。
また、会計月に合わせた営業年月をServAir上で設定でき、締め処理を行うことで、それ以前の伝票計上ができないように制御します。これによって、会計上の計上できない過去日付での伝票作成ミスを防ぎます。
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在庫転送
各サービス拠点やサービスカー間の在庫移動(倉庫間移動)や同一拠点内の棚間での移動処理ができます。出庫時と入庫時にワークフローによる承認を行うことができ、在庫の取違いや誤った在庫転送を防ぎます。
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在庫評価替
棚卸資産について評価損計上したい場合などで、在庫評価額を変更する際に利用する機能です。
「計画実行」と「即時実行」があり、事前に変更後の在庫評価額がわかる場合には、実行日付を事前にセットして、バッチ処理で指定日に一括して変更することができます。
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在庫照会・入出庫履歴照会
製品や部品の在庫数量を一覧表示することができます。
倉庫や棚ごとに在庫状況が把握でき、在庫数量だけでなく、修理作業用に仮出庫している数や、戻入検品中の数もリアルタイムで確認することができます。入出庫履歴も記録されるので、実在庫と差異が生じた際の原因調査に役立てることができます。
その他の機能
導入事例
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会社施策に柔軟に対応していけるアフターサービス基盤として導入、IoTとServAirを活用し、予防保守につなげていくことを目指す
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基幹業務を含むオールインワンパッケージServAirを導入し、売上処理件数20%増加にもかかわらず、残業60%削減を実現
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既存システム基盤のサポート終了を契機に「Business to Specialist」実現に向け、顧客へ提供するサービスを拡充する仕組みとしてServAirを導入
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世界230サービス拠点、80か国のサービスエンジニア10,500人で 使用する”グローバルOneサービスマネジメントプラットフォーム”を実現